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雪山での雪崩・遭難事故のまとめ

バックカントリーブームで冬の入山者も増え、雪崩や遭難などの山岳事故、死者も増えています。
バックカントリーに入る前に雪山でのリスクを知り、参考にする為にネットでの雪崩や遭難に関する報道記事をまとめていきたいと思います。
雪崩危険箇所、地図上に公開 ホームページで /富山
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     富山県はホームページ内に、県内の雪崩による被害の恐れが高い「雪崩危険箇所」について、地図上での公開を始めた。
     「雪崩危険箇所」は、豪雪地帯対策特別措置法に指定された豪雪地帯で、雪崩の危険がある斜面の平均こう配が18度以上、標高差が10メートル以上あり、被害想定区域内に5戸以上の人家や重要な公共施設などがある区域。県内には905カ所ある。
     県はこれまで、土石流や地すべりなど、土砂災害の危険がある区域をホームページ内で地図表記してきたが、新たに「雪崩危険箇所」も加えた。アドレスは「http://www.pref.toyama.jp/sections/1505/hazardmap/topmap.htm」。画面上の地図をクリックすることで、詳しい区域や周辺の公共施設などを確認できる。問い合わせは県砂防課(076・444・3343)。
    | 雪崩ポイント | 14:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    「雪崩の巣」浸透せず
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      高山市の北アルプス・笠ケ岳(2898メートル)南東の穴毛谷で4人が行方不明になった雪崩が発生して、16日で1週間となった。穴毛谷一帯では、気温の上昇で今も小規模な雪崩が相次ぐ。「危険地帯」として地元の人や山岳関係者の間でよく知られ、県警なども再三、警戒や注意を呼びかけてきた。今回の遭難は、それが山岳愛好者に十分に浸透していなかったことを浮き彫りにした。専門家らは改めて細心の注意を呼びかけている。


       ■「危険地帯」
       現場近くにある同市奥飛騨温泉郷の宿泊施設の女性(61)は、4人の安否を気遣う一方で、地元で「雪崩の巣」と呼ばれるほどの危険地帯に行く人が、後を絶たないことを心配する。
       「穴毛谷に入るなんて命取りです」
       穴毛谷では00年3月下旬にも、除雪作業中の作業員2人が雪崩で死亡する事故が起きた。この時の雪崩は、国内でも過去最大規模だったと言われる。現場周辺の砂防工事を担当する国土交通省神通川水系砂防事務所の担当者は「現場は逃げ込む場所がなく、いったん雪崩が起きれば登山者が生き残るのは難しい」と話す。


       ■後絶たぬ人
       「穴毛谷で雪崩が起きやすいことは登山者の間では常識。決して一般的なコースではない」
       北アルプスの登山に詳しい出版社「山と渓谷社」(東京都港区)の萩原浩司さん(46)は、こう指摘する。数十年前までは登山道として使われることもあったが、より安全な道が整備されるにつれて、通る人が少なくなったという。
       萩原さんは穴毛谷に入る人が絶えない理由を「杓子(しゃくし)平方面へ向かう近道にしようとするのではないか」と推測する。杓子平は山スキーが楽しめるスポット。穴毛谷を登れば、安全な新しい登山道よりも1キロほど近いという。
       同社では、穴毛谷を通るコースは危険性が高いため、雑誌で紹介したことはない。一方で、このコースを通った記録をホームページなどで紹介する愛好家は少なくない。萩原さんは「最終的には登山者が判断しなければならない」と注意を促す。


       ■強制力なし
       「危険、危険と言ってもその意味が登山者に十分に伝わらない」。県警地域課の担当者はもどかしそうに話す。
       県警や地元市町村などでつくる県山岳遭難防止対策協議会は、穴毛谷一帯を「登山危険地域」に指定している。ただ、規制に法的な強制力がないため、「どうしても行くという人を引き留めることはできない」(県警地域課)という。
       行方不明の3人の登山パーティーが新穂高登山指導センターに出した登山届の裏面には、穴毛谷一帯が「危険地域」と記載されている。ただ指導センターは、冬季は年末年始など一時期を除いて無人になるため、登山計画に見直すべき点があっても、その場で指導できないのが実情だ。
       県警の担当者は「本来は登山者の面接や荷物の検査をして安全性をしっかり確かめたいが、無人の場所に届けを出されては確認のしようがない。せめて事前にメールを送ってくれれば指摘もできると思うのだが」と話す。

      朝日新聞サイトより抜粋
      | 雪崩ポイント | 15:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      笠ヶ岳 危険な「雪崩の巣」 6月でも発生恐れ
      0
         笠ヶ岳付近は急斜面が多く、地元住民が「雪崩の巣」と呼ぶ危険地帯だった。これから大型連休を迎えるが、場所によっては、6月ごろまで雪崩が起きる恐れがあり、専門家は注意を呼びかけている。

         岐阜県山岳遭難防止対策協議会によると、笠ヶ岳・穴毛谷一帯や、その東側に位置する北穂高岳・滝谷の2か所は特に雪崩が多い。笠ヶ岳では2000年3月下旬にも、同様の雪崩が発生し、砂防ダム建設工事の作業員2人が死亡する事故が起きている。

         今冬は豪雪の影響で、北アルプスなど飛騨北部には10日で37日間連続の雪崩注意報が出た。日本山岳ガイド協会(東京)は、昨年12月以降、大雪と寒気の緩みが交互に続いていたため、雪の固いところと柔らかいところが何層にもなっており、通常の大雪の年にも増して雪崩が起きやすい状態にあると指摘する。

         同協会理事で登山家の磯野剛太さん(52)は、「雪崩は、季節や場所を選ばずに起きるということを認識してほしい。その日、その場所に適した対策を講じられるか、実際に自分で危険な状態を乗り切ったことがあるかなどがカギとなるので、経験豊富な登山ガイドを同行するなど、安全には十分、配慮すべきだ」と呼びかけている


        *読売新聞社より抜粋
        | 雪崩ポイント | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        北アルプス・笠ケ岳 穴毛谷
        0
           愛知県や静岡県などの男性4人が雪崩に巻き込まれた可能性がある高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス・笠ケ岳(2897メートル)直下の穴毛谷は、雪崩の多発地帯として知られる場所。登山口にある県警新穂高登山指導センターに立ち寄った他の登山者は「この季節にこのルートを通るなんて」と心配な表情を見せていた。また悪天候で捜索を中断し、同センターへ引き返してきた山岳警備隊員は「8日に降った新雪が40センチ近くあり、雨で再び雪崩の危険があるため現場に近寄れない」と、唇をかみしめた。
           県山岳遭難防止対策協議会は、雪崩の多い穴毛谷一帯をこの季節の危険地域に指定している。
           北アルプスに詳しく元北飛山岳救助隊員として遭難救助に活躍した三ツ尾さん(69)=高山市上宝町=は「穴毛谷の上方に位置する笠ケ岳には一ノ谷から五ノ谷まで五つの谷筋があって3、4月はどこで雪崩が起きても不思議でない危険地帯。とくに一ノ谷、二ノ谷は雪崩が発生しやすい場所で、今回もそのいずれかと思う。今年は4月の天候異常でこれだけ大量の雪が降ったのに、穴毛谷へ入るのは無謀で、山を知っている者は絶対に通らないコースだけに残念だ」と話していた。
           また西穂高岳(2909メートル)へ写真を撮りに来たという東京都内の男女は「この季節に穴毛谷を通るのは一般的でない。雪崩が多いことは私たちも知っている」と話していた。

          毎日新聞記事より抜粋
          | 雪崩ポイント | 09:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |