2008.01.01 Tuesday
中央アルプス 天候悪化で入山不可能に
冬型の気圧配置が強まり、県内でも大雪警報が発令される地域があった30日、中央アルプスも大荒れとなった。中アからは富士山の真上に昇る初日の出が見られるため、越年登山者が毎年この時期から入山しているが、今年は天候の回復が見込めず、難しい状況だ。
千畳敷(標高2612メートル)でもこの日は吹雪が止まず、数メートル先が見えないホワイトアウト状態。積雪は1メートル20センチを超えて増え続けた。
ロープウエイの千畳敷駅では、中ア地区山岳遭難防止対策協会の補導員が「千畳敷に入るだけでも危ない。雪崩のおそれもある。我々でも入ろうとは思わない」と訪れる登山者に危険を説明した。
日帰りで宝剣岳や本岳への登山を計画していたという東京方面からの男女4人のパーティーは、千畳敷駅周辺を歩いてみて、「トレース(歩いた跡)もすぐ埋まってしまう」と入山を断念。補導員は「やめることも勇気ですよ」と声をかけていた。
長野地方気象台の発表によると、1月1日までに冬型の気圧配置はさらに強まる見込みで、県内は北部と県の西側の地域を中心に降雪が強くなり、大雪となる地域が多くなりそう。
千畳敷(標高2612メートル)でもこの日は吹雪が止まず、数メートル先が見えないホワイトアウト状態。積雪は1メートル20センチを超えて増え続けた。
ロープウエイの千畳敷駅では、中ア地区山岳遭難防止対策協会の補導員が「千畳敷に入るだけでも危ない。雪崩のおそれもある。我々でも入ろうとは思わない」と訪れる登山者に危険を説明した。
日帰りで宝剣岳や本岳への登山を計画していたという東京方面からの男女4人のパーティーは、千畳敷駅周辺を歩いてみて、「トレース(歩いた跡)もすぐ埋まってしまう」と入山を断念。補導員は「やめることも勇気ですよ」と声をかけていた。
長野地方気象台の発表によると、1月1日までに冬型の気圧配置はさらに強まる見込みで、県内は北部と県の西側の地域を中心に降雪が強くなり、大雪となる地域が多くなりそう。