2009.03.18 Wednesday
黒岳で不明の外国人ら救出 別ツアーの3人も
上川管内上川町層雲峡の大雪山系黒岳(一、九八四メートル)でスノーボードやスキーをしていて十七日から行方不明になった外国人客六人と、別のグループの日本人ガイド一人、外国人客二人の計九人は十八日午前、一緒にいるところを発見され、道警のヘリコプターで全員、救出された。いずれもけがはない。
同署によると捜索中の道警ヘリが十八日午前六時三十五分ごろ、層雲峡・黒岳ロープウェイ五合目駅から約五百メートル南東側斜面の標高約千三百メートルの同山系紅葉谷付近を歩いている九人を発見、救助した。
九人は二十−四十歳代でこのうち同じグループの六人は米国、英国、オーストラリア、ニュージーランド、オランダの五カ国の男性四人、女性二人。別のグループの三人は、富良野市の日本人ガイド(41)と英国人男女。九人は誤ってスキーコースから外れたといい、十七日午後、発見された場所の近くで合流。雪洞を二つ掘って夜を過ごし夜明けを待って下山を開始したという。
六人グループの男性二人は救助された後、上川町役場で記者会見し、「霧で視界が悪く、新雪を求めるうちに迷った。助けてもらってありがたい」と話した。黒岳は外国人の間で「標高が高いため雪質がいい」と評判が広がって人気が高まっており、新雪を求めてコース外を滑るスキー客が多いという。
同署によると捜索中の道警ヘリが十八日午前六時三十五分ごろ、層雲峡・黒岳ロープウェイ五合目駅から約五百メートル南東側斜面の標高約千三百メートルの同山系紅葉谷付近を歩いている九人を発見、救助した。
九人は二十−四十歳代でこのうち同じグループの六人は米国、英国、オーストラリア、ニュージーランド、オランダの五カ国の男性四人、女性二人。別のグループの三人は、富良野市の日本人ガイド(41)と英国人男女。九人は誤ってスキーコースから外れたといい、十七日午後、発見された場所の近くで合流。雪洞を二つ掘って夜を過ごし夜明けを待って下山を開始したという。
六人グループの男性二人は救助された後、上川町役場で記者会見し、「霧で視界が悪く、新雪を求めるうちに迷った。助けてもらってありがたい」と話した。黒岳は外国人の間で「標高が高いため雪質がいい」と評判が広がって人気が高まっており、新雪を求めてコース外を滑るスキー客が多いという。